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【国民生活センター】新型コロナウイルス関連の消費生活相談の概要(2020年1月~4月)

 国民生活センターは5月19日に「新型コロナウイルス関連の消費生活相談の概要(2020年1月~4月)」を公表しています。

 相談件数は、1月155件、2月2,369件、3月9,973 件、4月14,972件と増加しています。

 

・注文した覚えのないマスクが届いた・ネットでマスクを注文したが、届かない・結婚式場をキャンセルしたら、キャンセル料を請求された・結婚式場の日程変更を提案されたが、新型コロナウイルスが終息するとは思えない・スポーツクラブを退会したが、翌月分の会費を支払うよう説明された・ヨガ教室を休会したいが、休会費がかかると説明された・ネットで消毒用アルコールを注文したが、詐欺サイトのようだ・ネットでトイレットペーパーを注文したが、届かない・海外旅行をキャンセルしたが、全額返金してもらえないか(募集型企画旅行)・航空券をキャンセルしたところ、手数料を請求された(手配旅行)・ホテルをキャンセルしたら、キャンセル料を請求された・入居していない賃貸アパートの家賃を免除してもらえないか・居酒屋のキャンセルをしようとしたら、キャンセル料を請求された などの相談があるとのことです。  詐欺的な商法には十分気をつける必要があります。またキャンセルをめぐるトラブルについては規約・約款を十分確認しつつも、規約・約款が消費者契約法の不当条項規制に該当し制限されないかなど法的な検討する必要があります。サービスを受けていないにも関わらず解約ができない・一切返金しないという条項については不当条項の可能性もあります。