民事訴訟法等改正法案の提案理由

 今国会に民事訴訟法等の改正法案が提出されました,

 その提案理由です。

 「民事訴訟手続等の一層の迅速化及び効率化等を図り、民事裁判を国民がより利用しやすいものとする観点 から、電子情報処理組織を使用して行うことができる申立て等の範囲の拡大、申立て等に係る書面及び判決 書等を電子化する規定並びに映像と音声の送受信による口頭弁論の手続を行うことを可能とする規定の整 備、当事者の申出により一定の事件について一定の期間内に審理を終えて判決を行う手続の創設、訴えの提 起の手数料等に係る納付方法の見直し等の措置を講ずるとともに、離婚の訴えに係る訴訟等において映像と 音声の送受信による手続で和解の成立等を可能とする規定を整備するほか、犯罪被害者等の権利利益の一層 の保護を図るため、民事関係手続において犯罪被害者等の氏名等の情報を秘匿する制度を創設する必要があ る。これが、この法律案を提出する理由である」

 

法律案要綱
法律案・理由
新旧対照条文