




上記は、高速増殖原型炉もんじゅ「新耐震指針に照らした耐震安全性評価地震随伴事象に対する考慮-津波に対する施設の評価-」平成21年12月22日独立行政法人日本原子力研究開発機構からの引用である。
もんじゅでは平成20年11月ころに耐震裕度工場工事(取水口ポンプ室津波対策)を行っている。 https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1621018/www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/2008/11/w081107.html
同工事は平成21年1月21日には完了している。 https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1621018/www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/2009/01/w090123.html
保安院(65ページ)は
https://dl.ndl.go.jp/pid/6011734
津波による水位上昇に対する安全性に関しては、最高水位 T.P.+5.2 mに対する評価がなされている。敷地の標高は T.P.+5.0m 以上であり、 安全上重要な施設としては、T.P.+5.0m に原子炉補機冷却系海水ポン プ室、T.P.+21.0m 以上に原子炉建物、原子炉補助建物等が設置されている。原子炉補機冷却系海水ポンプ室については、その周囲に天端 標高 T.P.+6.4m の防水壁が設置されており、同ポンプ室へ海水が流 入することはなく、同ポンプの機能は確保され、また原子炉建物、原子炉補助建物等は T.P+21.0m 以上に設置されていることから、原子炉施設が津波による被害を受けるおそれはないとしている。