平成22年度第5回福島県原子力発電所安全確保技術連絡会

 平成22年度の福島県原子力発電所安全確保技術連絡会の配付資料は福島県のHPに掲載されている。

 もっとも議事録は公開されていないため情報公開請求をしたが既に保存期間を経過していたとして廃棄されたとのことであった。

 

 

 もっとも,2008年2月から2009年11月の議事録は添田孝史氏が2018年に情報公開請求済みであった。

 【福島県】福島県原子力発電所安全確保技術連絡会 議事録

 その旨を福島県担当課に伝えると既に廃棄はされているが,平成22年度についても過去に情報公開請求を受けたものについての記録があったとのことでそれがこの度開示された。もっとも歴史的価値のある原発事故の直前の立地自治体の関与についての検証資料となる議事録を保存期間経過で廃棄することについては極めて疑問ではある。

 ところで開示された過去に公開済みの議事録を見ると平成22年8月31日に開催された第5回については【概要】だけであり議事録は公開されなかった。

 そして福島県のHPでもなぜか第5回については配付資料の公開もない。

平成22年度第6回福島県原子力発電所安全確保技術連絡会の開催について(平成22年11月11日)

 福島県原子力発電所安全確保技術連絡会を次のとおり開催します。

日時 平成22年11月18日(木曜日) 13時30分~
場所 富岡町文化交流センター「学びの森」2階第一会議室(双葉郡富岡町大字本岡字王塚622-1)
議事

1.福島第一原子力発電所5号機保安規定違反に係る根本原因の究明状況等について
2.原子力発電所の安全と品質確保のためのヒューマンエラー防止に向けた取組について
3.その他(福島第一原子力発電所5号機における原子炉停止について等) 

※今回の会議には、福島県原子力行政連絡調整会議専門委員3名が同席します。

◇遵守事項等
 当会議は傍聴することができますが、傍聴席には限りがあるため、傍聴が制限される場合があることをあらかじめご了承ください。また、傍聴に当たっては、議長の指示に従うとともに、以下の事項を守り、静穏に傍聴してください。

  1. ゼッケン、たすき等の着用、旗・プラカード等を掲げる等の示威的行為をしないこと。
  2. 会場における発言に対して、発言を妨げるような行為、拍手その他の方法により賛否を表明するような行為は行わないこと。
  3. 会場でのビラ等の配布はしないこと。
  4. 会場の施設管理者が定める管理規則(喫煙・飲食の禁止等)に従うこと。
  5. 前各号に定めるもののほか、会場の秩序を乱し、又は運営の妨げとなるような行為をしないこと。

平成22年度第4回福島県原子力発電所安全確保技術連絡会の資料について(平成22年8月5日)

 他意は無いのかもしれないが情報は住民・国民の資産であり,公開こそが原則である。

 配付資料の一覧は下記である。

 その中には,資料5【福島第二原子力発電所1号機の原子炉隔離時冷却系隔離弁に伴うプラント点検停止に係る調査状況およびプラントの起動について】の中になぜか福島第一・2号機の平成22年6月17日の原子炉停止についての資料もあった。いかなる説明が地元になされたのかは議事録がないため不明である。