土木学会原子力土木委員会平成11年度第1回津波評価部会議事録より

 平成11年11月5日開催の原子力土木委員会津波評価部会第1回部会議事録に以下の記載がある。

 

(1) 追加すべき報告予定項目 「津波がどのように原子力発電所設備に影響を及ぼすかについて、プラント・機器の専 門家に説明をしてもらう機会を設けてほしい。」旨の主査からの指示に対し、第5回部会より前に説明予定事項として、「原子力発電所設備への津波の影響について」を追加することとなった。

 

(3) 対象構造物 「どの構造物を対象に津波に対する安全性を評価するのか。」との質問に対し、「基本的には、非常用冷却水取水のための施設を対象とする。」との回答があった。

 

(4)敷地高を越える水位上昇 「発電所敷地高を越える津波まで考慮するのか。」との質問に対し、「新しい評価法では、場合によっては津波が重要施設の敷地高を越えることも起こり得る。」との回答があった。

「敷地高を越える津波を想定するのであれば、重要機器がどの程度の水圧まで耐えられるかの検討や防水構造にするなどの対策が必要となるだろう。」とのコメントがあった。

「建設省では、堤防は評価した水位を越えることもあり得ると認識し、越えた場合の対応も考えていく方向である。津波においても性能照査型設計の考え方を取り入れるべきではないかと思う。この場合には複数の設計外力を考えるのが有効であろう。」との意見があった。

「津波が来襲した際、プラントを停止することもあり得るのか。」との質問に対し、「プラント停止もあり得る。」との回答があった。るシステムの構築が必要である。