関西電力に「ネットの記事に、御社は、1993年の北海道南西沖地震を受けて同年12月に津波警報発令時に原子力発電所施設の扉を閉じる等の所則を定めていたとありました。どのようなルールを定めていたのか差し支えない範囲でご教示いただけますでしょうか。よろしくお願い申し上げます。」と問い合わせをしていたところ,御丁寧に広報室よりご回答がございました。
(回答)
1993年の北海道南西沖地震を受け、津波に対する一般的な備えとして、津波注意報が発表された場合は、タービン建屋等の発電所施設の扉やシャッターを点検・閉鎖することを運転員の操作所則で定めています。
また、新規制基準の施行以降は浸水防護重点化範囲として明確化し、水密扉の設置および運用を定めています。
以上、よろしくお願い申し上げます。
とのことです。
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